電話プロビジョニング用にサーバーの DHCP と DNS を有効にする
DNS/DHCP サーバーを構成して、複数の Genesys Cloud Edge への自動プロビジョニングが可能です。
DHCPとDNSの詳細については、 電話でDHCPを有効にしてEdgeから電話の設定を検出するを参照してください。
DNS
Genesysは、EdgeをN + 1構成で展開することをお勧めします。ここで、Nは、予想される最大同時呼び出し負荷を満たすために必要なEdge数です。 このN + 1設定では、アクティブなEdgeに障害が発生した場合、または定期メンテナンスのためにオフラインになった場合に、ACDコールとACD以外のコールの両方を発信および受信できるようになります。 電話のプロビジョニングが確実に機能するには、電話構成で使用している各 Edge に対してホスト A レコードを作成する必要があります。
たとえば、3 つの Edge がある場合、DNS サーバー上に同じ名前のホスト A レコードを 3 つ作成します。
GenesysCloudEdge – プライマリエッジIPアドレス
GenesysCloudEdge – Backup1エッジIPアドレス
GenesysCloudEdge – Backup2 Edge IPアドレス
DHCP
DHCPサーバーでオプション160を構成します。 BYOC施設のデフォルト ポートは、httpの場合は80、httpsの場合は443です。 ただし、到達可能であり、Edgeで現在使用されている他のポートと競合しない限り、任意のポートを使用できます。
- オプション160 = http://GenesysCloudEdge:80
- オプション160 = https://GenesysCloudEdge:443 – TLSトランクを使用して電話をプロビジョニングする場合。
レガシー
レガシー組織では、http にポート 8088、https にポート 8089 を使用できます。
- オプション160 = http://GenesysCloudEdge:8088
- オプション160 = https://GenesysCloudEdge:8089 – TLSトランクを使用して電話をプロビジョニングする場合。