Genesys Cloudのお客様は、法的または規制上の要件に基づき、プラットフォームからチャットデータをエクスポートする必要がある場合があります。 例えば、政府機関や顧客データのコンプライアンスポリシーにより、ユーザーデータを取得するタイミングや方法が制限されることがよくあります。 このような問い合わせへの対応を容易にするため、GenesysではGenesys Cloud GDPR and Privacy APIs を使用して、お客様がCollaborateのチャットデータにアクセスできるようにしました。 詳細については、以下を参照してください。 プラットフォームAPI 開発者センターで

適切な権限を持つユーザーは、特定のuserIdを件名としてGDPR export APIリクエストを行い、そのユーザーに関連するすべてのチャットメッセージを取得することができます。 

これらのAPIを通じて取得されるCollaborateチャットデータには、要求された特定のユーザーからのメッセージのみが含まれます。 複数のユーザー間の会話を調査する場合、ユーザーは複数のリクエストをする必要がある場合があります。 リクエストからデータへのアクセスには数日かかることがあります。

APIリクエストは、組織のチャットデータ保持期間に基づいて、プラットフォーム内の利用可能なCollaborateチャットデータに制限されます。 お客様は、管理者UIの「組織設定」でチャットデータの保存期間を確認することができます。 詳細については、「Collaborateチャットメッセージの保存期間を変更する」を参照してください。 

Collaborateのチャットデータのリクエストを1人のユーザーまたは少数のユーザーのサブセットに絞ります。 Genesys Cloudは、組織の全チャット履歴のエクスポートをサポートしていません。

Genesys Cloudのセキュリティとコンプライアンスポリシーの詳細については、セキュリティとコンプライアンスについて をご覧ください。 GDPR APIの詳細については、以下を参照してください。 Genesys CloudとGDPRコンプライアンス。