発信ダイヤル規則で使用される操作のガイドライン
データをアウトバウンドダイヤルルールに返すデータアクションの成功スキーマを定義するときには、特別な考慮事項が適用されます。
ネスト出力プロパティ
出力接点(サクセス・スキーマ)を構築する際には、必要に応じてプロパティをネストすることが必須です。 /execute からの出力フィールドが複雑なオブジェクトである場合、スキーマの対応するプロパティはネストされたスキーマであるべきで、「平坦化された」出力を想定した文字列であってはなりません。 アウトバウンドでは、?flatten = true
を使用しています。
ネストしていないプロパティの例
{
"$schema": "http://json-schema.org/draft-04/schema#",
"type": "object",
"properties": {
"data.my data field": {
"type": "string",
}
}
}
上記の例では、データアクションの成功スキーマに「data.myデータフィールド」を指定しています。 結果のアクションは、発信ダイヤルデータアクションルールで使用されている場合は機能しません。 アウトバウンドは / actions / {actionId} / execute 応答でフィールドを見つけることができません。 ININ-OUTBOUND-RULE-ERROR-SKIPPED
の結果として通話をスキップします。
この問題を回避するには、 「my data field」を 「data」フィールドのネストしたプロパティにします。
正しくネストした例
{
"$schema": "http://json-schema.org/draft-04/schema#",
"type": "object",
"properties": {
"data": {
"type": "object",
"properties": {
"my data field": {
"type": "string"
}
}
}
}
}
一般に、出力スキーマは、/ execute要求から返されることを気にかけているプロパティと同じ構造を持つべきです。
この単純なオブジェクトと、出力スキーマがそれを返す方法を検討してください。
単純なオブジェクト
{ "foo": { "bat": "bar" } }
単純オブジェクトの出力スキーマ
{
"$schema": "http://json-schema.org/draft-04/schema#",
"type": "object",
"properties": {
"foo": {
"type": "string"
}
}
}
これをOutboundとの互換性を持たせるには、単純オブジェクトの出力スキーマを変更してプロパティをネストします。
正しくネストされた単純オブジェクト
{
"$schema": "http://json-schema.org/draft-04/schema#",
"type": "object",
"properties": {
"foo": {
"type": "object",
"properties": {
"bat": {
"type": "string"
}
}
}
}
}
このスキーマは以下を返します。
{ "foo": { "bat": "bar" } }
必須フィールド
データアクションに必要なフィールドがある場合は、成功スキーマでそれらのフィールドに必須のマークを付けます。
{
"$schema": "http://json-schema.org/draft-04/schema#",
"type": "object",
"required": [
"contact_id",
"phone_number"
],
"properties": {
...
},